子どもは絵を描くことが大好きですよね。
好きなように、好きなだけ描かせるのも良いですが、お絵かきの本を使って描かせてみるのもおすすめです。
お絵かき練習の本の中には、成長が著しい幼少期の脳に、有効な刺激を与える工夫が盛り込まれているものもあります。
子どもが楽しみながら描き、同時に脳を活性化する効果も得られたら一石二鳥ではありませんか。今回は、そんな効果が得られる、お絵かき練習本を6冊紹介します。
楽しくお絵かき練習しながら、脳も鍛えられる本6選
脳をきたえる かんたんおえかきドリル 3歳~6歳
こちらの本の著者は、右脳開発トレーニングを得意としています。ですから、お絵かきによって、右脳を刺激する内容となっています。
3歳~6歳の間は、子どもの脳がどんどん成長している時期です。この大切な時期に、お絵かきをすることで、子どもの右脳をどんどん刺激します。
右脳を鍛えると、絶対音感・イメージ力・瞬間記憶力・高速計算力・インスピレーション力など育まれるメリットが考えられます。
こちらの本を通じて、子どもの右脳をどんどん刺激してあげましょう。
【対象年齢】
3歳~6歳
【内容】
初級・中級・上級に分かれているので、だんだんとステップアップしていけます。まずは、線・丸、四角、三角、バツ、~、などの基本的な形を学びます。
次に、それらの線や図形を組み合わせた絵を学びます。最終的には、それら約60種類の図を組み合わせた、ざまざまな絵を描けるようになります。
右脳がぐんぐん伸びるひらめきお絵かきドリル
先ほど紹介した本と同様、子どもの右脳に働きかける内容です。
絵をなぞったり、真似して書いたり、という内容ではありません。子どもに対して、質問をし、その質問の答えを子どもが描く、という進め方です。
ただ真っ白な紙に「さぁ思いっきり描いて」と言っても、子どもには難しいですが、この本のように、お題を与えてくれることで、子どもも楽しんで取り組めるのではないでしょうか。子どもの発想力・想像力などが、ぐんぐん育まれそうです。
【対象年齢】
特に定めてはいませんが、幼稚園の年長~小学校中学年までが適しているようです。
【内容】
子どもに「生きるテーマ」を考えるきっかけを与える内容です。1日に6つのドリルを行い、ひらめくことを育みます。
七田式(しちだ)教材 おえかきプリント(CD付)
脳教育で有名な七田式のお絵かき練習本です。七田式なので、子どもの右脳がどんどん刺激されそうです。
テキストには、イラストが描かれていて、そのイラスト「に〇○してみよう」などの指示が書いてあります。子どもはその指示に従って、絵を完成させていきます。指示内容は、子どもにとって楽しいことなので、難しくとらえる心配はなさそうです。
楽しく絵を完成させていく中で、右脳を刺激する工夫が隠されています。楽しく取り組みながら、学習能力が育まれていきます。
【対象年齢】
3歳~小学校低学年
【内容】
CDを聞きながら、歌を歌いながら、絵を描いていきます。CDには12曲の音楽が収録されています。プリントは160枚も入っていて、ボリュームたっぷりです。
1日3分でおえかきじょうずになる本
ゆっくりと取り組んでも、たった3分程度ですので、小さい子どもでも飽きずに取り組めそうです。「なぞる」という行為は、簡単ですが、子どもの自由な創造力や感性も育みます。
なぞるイラストも、子どもにとって身近なものなので、興味を持って取り組めそうですね。
【対象年齢】
3歳~6歳
【内容】
ライオン・さかな・バナナなど38種類のアイテムをなぞって描く内容です。
1日10分でえがじょうずにかけるほん いきもの
生き物の描き方のポイントを簡単に紹介しています。そのポイントを踏まえながら、描くと、生き物の特徴が良く現れている絵に仕上がります。
この本を進めていくうちに、書き方のコツがつかめてくるので、どんどん絵が上達していきます。
【対象年齢】
3歳~小学校中学年
【内容】
立体的でやや複雑な、どうぶつ、こんちゅう、とり、海の生き物など、26種類を描きます。
5分でひとつのえがかける!やさしいおえかきブック 3~6歳
順序立てて、一つの絵を完成させるようになっているので、小さい子どもわかりやすく、取り組みやすいです。
一つの絵が完成すると「がんばったねシール」が張れるので、子どもが意欲的にすすめてくれそうですね。ビニール加工された、お絵かきボードが付いているのもうれしいポイントです。
【対象年齢】
3歳~6歳
【内容】
38種類の絵を、線・丸・三角・四角をつかって描きます。
まとめ
絵を描くことは、子どもの脳に大変良い刺激を与えますので、どんどん取り組ませたいものです。
年齢に合わせた本が多数出ていますので、お子さまの上達具合に合わせて選ぶと良いと思います。