子供に将棋を教える際にお勧めの将棋本7冊
子供に将棋を教えたいと思っても、「どの本から読ませればいいの?」「いきなり難しい本を選んで嫌にならないかな?」と迷う方は多いですよね。将棋はルールを覚えるだけでなく、駒の動かし方、相手の手を読む力、勝ち負けを受け止める気持ちなど、いろいろな力が育つ遊びでもあります。
ただし、子供向けの将棋本を選ぶときは、最初から大人向けの定跡書や詰将棋本を選ぶのではなく、イラストが多く、ルールや駒の動かし方を楽しく学べるものから始めるのがおすすめです。親が一緒に読んだり、実際に盤と駒を使いながら進めたりすると、子供も理解しやすくなります。
この記事では、子供に将棋を教えるときに使いやすいおすすめの将棋本を5冊紹介します。初めて将棋にふれる子向けの入門書から、少し慣れてきた子がステップアップしやすい本まで、家庭で楽しく学びやすいものを中心にまとめています。

子供向けの将棋本を選ぶときのポイント
子供に将棋を教えるときは、まず「この本なら読んでみたい」と思えるかどうかが大切です。将棋は、王将・飛車・角・金・銀・桂馬・香車・歩と、最初から登場人物が多めです。しかも、それぞれ動き方が違うので、子供からすると「え、歩は前だけ?角はななめ?桂馬は急にジャンプ?」と、なかなかクセの強いゲームに見えるかもしれません。
だからこそ、最初の1冊は、文字がぎっしり詰まった本よりも、イラストや図解が多く、駒の動きがパッと見て分かる本がおすすめです。見た瞬間に「難しそう……」と思ってしまう本だと、将棋を始める前にそっと本を閉じてしまう可能性があります。
まったく初めての子には、駒の名前や動かし方、成り、王手、詰みなどをやさしく説明している入門書が向いています。すでにルールを少し知っている子なら、簡単な詰将棋や勝ち方のコツが載っている本に進むと、実際に指す楽しさが増えていきます。
また、将棋本は子供だけに読ませるより、親も一緒に読むとぐっと楽しみやすくなります。「この銀、どこに行けると思う?」「ここで王手したらどうなる?」と声をかけながら進めると、勉強というより親子の対戦準備のような時間になります。
最初から勝ち方を完璧に覚えさせようとしなくても大丈夫です。まずは駒を動かしてみる、王手ができたら喜ぶ、歩が成って「と金」になったらちょっと得した気分になる。そんな小さな楽しさを積み重ねられる本を選ぶと、子供も将棋に親しみやすくなります。
子ども向けのお勧め将棋本を5冊紹介
それではさっそくおすすめの書籍を紹介します。
ドラえもんの小学校の勉強おもしろ攻略 はじめての将棋
- ドラえもんが好きな子どもにぴったり
- 初めて将棋に触れる子でも読みやすい
- マンガ感覚で将棋の基本を学べる
- 親子で一緒に読み進めやすい
- 将棋への苦手意識を持ちにくい
将棋にまったく触れたことがない子どもには、ドラえもんの将棋本が入り口として使いやすいです。子どもにとってなじみのあるキャラクターが登場するため、「勉強する本」というより、マンガ感覚で読み始めやすいのが魅力です。
駒の動かし方や将棋の基本ルールを、子どもにもわかりやすい流れで学べます。いきなり本格的な将棋本を渡すと難しそうに感じてしまう子でも、ドラえもんの本なら手に取りやすいでしょう。
羽生善治のやさしいこども将棋入門-勝つコツがわかる5つのテクニック
- 羽生善治九段が監修
- 将棋が初めてのお子さんにピッタリ
- 勝てるコツがわかりやすく解説されている
羽生善治さんの名前が入った、子ども向けの将棋入門書です。将棋の基本をしっかり学ばせたい家庭に向いています。ルールを覚えるだけでなく、将棋をどう考えればよいかを少しずつ知るきっかけにもなります。
子ども向けの入門書なので、難しすぎず、親が一緒に教えるときにも使いやすい一冊です。駒の動かし方を覚えたあと、「もう少しちゃんと将棋を知りたい」という段階の子にもおすすめです。
一人で学べる!小学生のための将棋入門
- 小学生が自分で学びやすい
- ルールや基本を整理しやすい
- 親がつきっきりでなくても進めやすい
- 将棋に興味を持ち始めた子に向いている
- 自分で考える力を伸ばしたい子におすすめ
小学生が自分で読みながら学びやすい将棋入門書です。親がずっと横について教えるのが難しい場合でも、子どもが本を見ながら少しずつ進めやすいのが魅力です。
小学生向けなので、幼児向けより少し説明がしっかりしており、ルールを覚えたあとに「自分でも考えて指してみたい」という子に向いています。親子で読むだけでなく、子どもがひとりで将棋に親しむきっかけにもなります。
やさしいこども将棋入門 どんどん強くなる
- 将棋棋士である中原誠氏が監修
- ルールから実践までが盛り込まれている
- 将棋の面白さを伝えられる
十六世名人、永世十段・永世王位・名誉王座・永世棋聖の5つの永世称号を保持している中原誠棋士が監修しています。
将棋の歴史や、駒の名前や動きなどの基本的な説明から書かれていますので、初心者の子どもに教えるのにはもってこいです。
また、駒1つ1つの特長や、効率的な活用方法などを詳しく説明していますので、実践に役立てることができます。
ルールから実践までを盛り込んでいますので、この1冊である程度の技術は身に付きます。
お父さん、お母さんが子供に教える将棋入門
- 将棋に関する書物に長年携わっている沼春雄氏が執筆
- 入門から、最終的には勝てるようになるまでを指導
- 親向けに執筆されている珍しい書籍
筆者自信もかつては将棋棋士として活躍をしており、引退後は将棋連盟編集部に在籍をし、多くの将棋関係の書物の編集長を務めていました。
将棋の指導方法のノウハウを熟知した筆者が執筆した書籍であるため、子どもに指導するのにおすすめです。
駒の使い方や特徴などの基本的な情報から、ルール、実践法までが書かれています。
子ども指導のための、親向けの書籍はあまりありませんので貴重です。
脳をやわらかくする先崎学の子ども将棋
- 基本的なテクニックが書かれているので初心者でも安心
- 将棋に興味が持てるようなこぼれ話も記載
駒の特徴や使い方、基本的なルールなどがしっかりと書かれていますので、初心者の子どもを指導するのに役立ちます。
将棋にまつわるおもしろい知識や、こぼれ話などの雑学が盛り込まれていますので、将棋への興味が深まります。
こども将棋強くなる指し方入門 どんどん力がつく
- 将棋棋士である中原誠氏が監修
- 基本的なルールがわかる子ども向け
基本的なルールや駒の動かし方がわかる子どもに向けた指導を行う際に役立ちます。
攻めや守りの方法や、効率的な戦い方が書かれていますので、実践に役立てることができます。
詰め方などはクイズのように書かれていますので、楽しみながら指導できる書籍です。
強くなるコツがしっかりと書かれています。
親子で楽しみながら将棋に親しもう
子どもに将棋を教えるときは、最初から難しい戦法や勝ち方を覚えさせるよりも、まずは「将棋っておもしろい」と感じてもらうことが大切です。駒の動かし方やルールを楽しく学べる本を選べば、子どもも自然と将棋に興味を持ちやすくなります。
初めて将棋にふれる子には、イラストやマンガが多い入門書がおすすめです。少し慣れてきたら、勝ち方のコツや簡単な詰将棋に進むと、対局の楽しさも広がっていきます。
また、将棋本は子どもだけに読ませるより、親子で一緒に盤と駒を使いながら読むと理解しやすくなります。「この駒はどこに動けるかな?」と声をかけながら、遊び感覚で進めていくと続けやすいです。
子どもの年齢やレベルに合った将棋本を選んで、親子で楽しく将棋の世界にふれてみましょう。
