お子さんに料理をさせていますか?
子どもに料理をさせると、時間がかかるとか、台所が汚れるとか、そんな理由で子どもから料理を遠ざけてしまいがちですよね。
子どもが料理をすることで、五感が刺激され、机上の学習では得られない貴重な効果を得ることができるのですよ。ですから、子どもを料理から遠ざけるのはもったいない!
今回は、子どもにもわかりやすい料理本を紹介しますので、子どもと一緒にたくさん料理をしてあげてくださいね。
子どもと一緒に料理を楽しめる料理本5選
子どもクッキング ママと作る休日の朝ごはん
- 初級編・中級編・上級編に分かれていますので、年齢や経験に合わせてレベルアップができる
- まだ字が読めない子どもでも、食材や手順などが写真で紹介されているので、問題なく作れる
- 手順は丁寧で写真付きなので、子どもでも十分理解ができる
- 調理の際、包丁の安全な置き方や、鍋の持ち手の置き位置など、注意して欲しい細かい部分まで紹介
- 朝ごはんというタイトルですが、ハンバーガーやナポリタンなど、お昼ご飯でも十分なメニューが載っているので、幅広い料理を作れる
【対象年齢】
幼稚園児~中高生まで
【料理の内容】
初級編は、スクランブルエッグ・フレンチトースト・コーンポタージュ・スパゲティナポリタン・牛肉のおにぎりなどの料理の紹介があります。初級編とは言え、朝食には十分豪華なメニューを作ることができますね。
中級編では、ポーチドエッグ・温野菜サラダ・にんじんのポタージュ・ツナのコロッケ風・パンケーキなどの料理が紹介されています。
初級編と比べると、手の込んだメニューを作れるようになりそうですね。野菜料理が多いのが特徴ですね。
上級編になると、卵焼き・ペア・ホットドッグ・ハンバーガー・ポテトサラダ・ソース焼きそば・牛丼・ご飯と具だくさんみそ汁などの料理が紹介されています。上級ともなると、洋食メニューもランクアップし、和食メニューにも挑戦することができます。
さまざまな具材を組み合わせたメニューとなりますので、上級編を作れるようになれば大したものです。
おやつ編として、オレンジゼリー・チョコチップクッキー・スコーン・デコレーションカップケーキなどが紹介されています。おやつは、比較的簡単に作れるメニューが多いですね。
はじめての子ども料理(ボンメルシィ!)
- メニューは、家にある材料で手軽に作れる料理が多く紹介されていますので、気が向いたときに作れる
- レンジで作るなど、火を使わない料理が多く紹介されているので、小さな子どもでも安心して作れる
- クリスマスやバレンタ
【対象年齢】
3歳~小学生
【料理の内容】
おやつ編として、パンで作るおやつ・ホットケーキミックスで作るおやつ・ゼラチン作るおやつなどが紹介されています。
おかず編として、卵で作るおかず・パンで作るおかず・ご飯で作るおかず・レストラン風ごはんなどが紹介されています。
はじめてのキッチン 小学生からおとなまで。
- 料理の基本を、小林ケンタロウさんならではの楽しい言葉で紹介
- 小林ケンタロウさんのモットーである、手軽でおいしく・しゃれっけがあって・現実的な料理が満載
- 基本的な料理ですが、「こんな工夫をすれば良かったんだ」と、親が感心してしまう箇所もたくさん
【対象年齢】
小学生~大人まで
【料理の内容】
ゆで卵・目玉焼・サラダ・ハンバーグ・サンドイッチ・おにぎり・カレー・ピザ・つまみ・飲みものなど、基本の料理が紹介されています。
自分でつくるカンタンごはん: 京都発!子どもクッキング
- メニューは全て和食!和食が苦手な子どもでも、自分で作ればおいしく食べられる
- 大人でも作りたくなるメニューが多数紹介
- 季節に合った食材を使用しているので、季節を象徴する食材を知ることができ、食育にもなる
- 安全、安心して調理するための心構えが、子どもにもわかりやすく細かく紹介
【対象年齢】
幼稚園児~大人まで
【料理の内容】
ご飯の炊き方・だしの取り方
スナップエンドウのごまあえや、春野菜のおみそ汁などの春の料理
蒸しナスの三杯酢あえや、キュウリのおすましなどの夏の料理
黒米ご飯や、さつまいものおみそ汁などの秋の料理
大根菜めしや、大根ステーキなどの冬の料理
ケーキ寿司や湯葉のおすましなどのイベント料理
おやきや、レモンジンジャー寒天、さつまいものくず茶巾などのおやつなどが紹介されています。
子どもと一緒にお料理しましょ! 3歳からのお手伝い
- 子どもと一緒に作る料理のため、普段の料理を子どもと親で分担して作る内容になっている
- 年齢に合わせて段階を踏んでいるので、無理せずにお手伝い
- 凝った料理ではなく、家庭料理なので、親も教えやすい
【対象年齢】
3歳~9歳
【料理の内容】
3歳の子ども向けの料理として、ご飯を巻く、にぎる・食材をむく、混ぜるなど
5歳の子ども向けの料理として、お寿司など
9歳の子ども向けの料理として野菜カレー・かにクリーム春巻きなどが紹介されています。
まとめ
子どもと一緒に料理をすることは、子どもの成長において、とても有効な作業だと思います。
料理を通じて、旬の食材・季節に合ったメニュー・イベントに合ったメニューなどを知ることができます。
人は、身をもって経験したことは脳や心にクッキリと刻み込まれます。「百聞は一見にしかず」ということわざがある通り、いくら言葉や本で教えたとしても、自らの手で料理をしたことにはかないませんよね。
また、子どもと料理をすることで、親子の絆も深まりますね。
今回紹介した料理本は、どれもわかりやすく説明されていますので、子どもとどんどん作ってみてくださいね。