子供に習わせたい習い事No.1に君臨しているスイミング。
月謝が比較的安く料金体系も分かりやすく、ある程度の規模のスクールであれば送迎バスを完備していることから親が楽な習い事であることもスイミングが人気な理由の一つですが、何より費用対効果が高いので、最初に体験させる習い事としてスイミングを選択している親も多いです。
ここではスイミングスクールを通うことでどの様なメリットがあるのかを考えていきたいと思います。
スイミングスクールに通わせるメリット
- 体力、持久力のアップ
- 免疫力の強化
- 成長期を促進
- 姿勢が良くなる
- 肥満防止
- 達成感を味わいやすい
- 学校の授業で活かせる
体力、持久力のアップ
水泳は全身トレーニングですし、水の中で浮力がかかるので体へのダメージが少なく子供にとっては最適な全身運動と言うことが出来ます。
体力や持久力があれば他の運動をする際に基礎体力があるのでバテることなくスキルアップを励むことが可能ですし、また体力や持久力がアップすれば受験勉強やテスト前に夜遅くまで勉強に取り組む時にも有効で、特にテスト前の一夜漬けなどは体力がないと出来ないということが出来ます。
今は子供といっても塾やお稽古事、部活動なので忙しい日々を過ごしている人が多いので体力は必要不可欠と言うことが出来ます。
免疫力の強化
毎年冬に風邪やインフルエンザが流行しますが、同じ環境であっても病気になる子供とならない子供がいるのは免疫力の差と言うことが出来ます。
基本的に免疫力が大人より弱い子供や高齢者は風邪やインフルエンザにかかりやすい傾向がありますが、スイミングスクールに通うことで水圧がかかる中で体を動かし心肺機能が強化され風邪などを引きにくくなります。
さらには水泳はぜん息の治療にも効果的と言われています。
それに子供が風邪をひくと兄弟の間、家族間で感染したり、学校を休んでいるとやはり親は心配で小さい子供の場合は一人家に留守番させて仕事に行くわけにはいかないのでスイミングスクールに通わせて免疫力をアップさせることはとてもいいことだと言えます。
成長期を促進
成長期の子供に必要なのは質のいい睡眠とバランスのいい食事、さらには適度な運動です。
特に水泳は 水の浮力により子供の体への負担を軽くなるので成長期の子供の関節、骨を守りつつ運動ができるといったメリットがあります。
そして体を動かせば当然お腹がすくので食事の摂取量も増えますし、さらには適度な疲労は体が深い眠りを求めるので睡眠の質を上げる効果があります。
なのでスイミングスクールに通うことで子供の成長を促すことが出来ます。
姿勢が良くなる
現代社会においては猫背の子供や身長は高いけどひ弱なヒョロリとした子供が増えてきています。
昔と比べて外で遊ぶ場所も少なくなりましたし、ゲームばかりして体を動かすことを苦手とする子供が多いことがその背景にあります。
ですがスイミングスクールに通うことで骨格を支える筋量を増加させることが出来るので姿勢が良くなります。
姿勢が悪いと本を読んだり、勉強をしたり、パソコンをする際に前かがみとなり視力が低下する恐れがあるので姿勢が良くなることは大きなメリットということが出来ます。
肥満防止
現代社会は飽食の時代と言われていますし、さらには女性の社会進出によりお弁当、レトルト、総菜、インスタントといったモノを食べる機会が増えてきています。
さらに子供は甘いモノ、お菓子などを好む傾向がありどうしても太りやすいのが現状です。実は昔と比較し肥満児が増えていることもあり肥満防止の為には水泳は非常に有効と言えます。
泳ぐことは勿論ですが、水の中を歩くだけでもダイエット効果はあると言えますし、全身運動なので効率よく脂肪を落とすことが出来るのが魅力と言えます。
達成感を味わいやすい
一般的にどのスクールでも、実力ごとに「級」を設けた進級制度を採用しているので、練習して上達したことが実感しやすく、すぐに飽きてしまう子供でもモチベーションを保ちやすいです。
また水泳は練習すればするほど効果が出やすいスポーツです。努力をして物事をやり遂げるという忍耐強さや達成感を子供の時から経験させることができるので、子供の習い事としては最適です。
学校の授業で活かせる
水泳は学校の授業で必ずあります。
運動神経の良い子供であればすぐに泳げるようになるので問題ないかもしれませんが、運動神経に自身の無い子供であれば、自分だけ泳げなくて皆から取り残されスポーツ全般において自信を無くしてしまう可能性があります。
先ほども言いましたが、水泳は練習すればするほど上達しやすいスポーツになるので、事前にスイミングスクールに通わせておくことで、プールの授業が始まっても「泳げる」という自信はゆるぎないものになります。
体育の授業などでは大半の学校で水泳の授業があるので体育の評価を底上げできる期待もあります。