子供が産まれたら早期教育をしたい、積極的に関わって知能も育てたいと考えている親も多いですよね。私も子供が産まれた時は、はりきって色んな教室に通ったものです。
ちょっとでも良い影響を与えたいという親心ですね。
未就学児を対象とした幼児教室がありますが、何歳から通わせるべきなのでしょうか。
目次
幼児教室の目的って?
そもそも、幼児教室というのはどういった目的のために通うのでしょうか。
幼いうちから幼児教室を検討する親というのは教育熱心なはずです。子供にどうなって欲しいという理想もすでに浮かんでいますよね。
幼児教室というのは小さい子が楽しく遊ぶ場ではなく、子供の心と体の発達を促す方法を学ぶものです。子供だけではなく親子のコミュニケーションも大切で、親自身が幼児教室で学ぶことが多い教室です。
週に1回幼児教室に通うだけではなく、そこで得た知識をもって日常的に親が実践することで知育の効果も期待できます。
幼児教室は3歳までに始めたい!
子供に何か刺激を与えて伸ばしたい、と期待するのなら幼児教室は3歳までに始めるのがポイントなんです。
生まれたての赤ちゃんから、どんどん色々なことを吸収していき、3歳の時点で脳の発達というのは8割から9割が終ってしまっています。それからも脳は発達していますが、小学校入学前の6歳にはほぼ完成しています。
つまり刺激を与えて効率よく子供が吸収できるのは0歳から3歳のうちがほとんどということです。いつから通わせるべきか迷っているのなら、一度体験教室に行ってみても良いですね。
3歳過ぎたら幼児教室は遅いの?
3歳の時点で8,9割が完成しているのなら、3歳を過ぎてしまったら幼児教室は遅いのでしょうか。
もちろんそんなことはありませんが、3歳になると子供の好き嫌いがはっきりしてきますので、親がさせたいと思っていることを子供が進んでしてくれるかは分かりません。まだ好き嫌いのないうちから幼児教室に通っておけば、自然な流れで通うことも出来ます。
保育園や幼稚園に通っていない3歳の子供は、なかなか他の同世代の子供と触れ合う機会がありません。3歳過ぎているのなら、プレ教室として通っても良いですね。子供は、他の子供から刺激を受けて吸収することのほうが意外と多いです。
幼児教室だけではなく、地域で開催しているお遊び会、幼稚園や保育園の未就園児のクラスなども刺激を受けさせたいなら効果的です。色んな刺激を与えてみてくださいね。
幼児教室だけに過度な期待をしない
幼児教室は親子で参加するのが一般的です。子供数人に対して先生がつきますので、ひとりひとりとじっくりと先生が関わることもできません。小さい子供相手のクラスなので親が積極的に参加しなくては意味がありません。
参加してみると分かりますが、熱心な親と、そうでもない親にはっきり分かれます。折角お金を払って通わせるのなら、教室では積極的に参加して下さい。
週に1回通っているから何かが大きく変わると過度に期待すると、期待はずれだとがっかりする結果にもなりかねません。まずは親が幼児教室に通うことで先生から学ぶことが大切です。幼児教室は育児に役立つヒントを親に色々与えてくれます。
幼児教室で学んできたことは、積極的に家庭でもやってみて下さい。子供が何かを学ぶというよりは、親も学ぶ場だということです。特に0歳、1歳の幼児では習い事をしているという意識自体がありません。子供がどういう反応をするのかを観察して、自宅で実践することのほうが大切です。
早くから友達を作りたいなら幼児教室
幼稚園、保育園に行き始めると親も子供も友達が出来て世界が広がります。3歳以下でまだ通っていない子だと、友達を作る場所も限られてきます。最近は公園に行ってもあまり子供を見かけることがありません。
親は子供と二人きりの部屋でばかり過ごしているとストレスも溜めやすいです。幼児教室に通えば同世代の子供を持つ親と知り合えますので、中には仲良くなれる人も見つかるかも知れませんね。特に子供が通う予定の幼稚園や小学校とは学区の違う友達が出来ると、その後もお付き合いしやすくてオススメです。
身近に年齢の近い子供がいない、一人目だから遊べる兄弟がいないというのなら、3歳未満から幼児教室に通うことを検討してみて下さいね。
幼児教室は通わせないといけない?
幼児教室は必ずしも通わなくてはいけないものではありません。あまり早くから習い事なんてと思っている人も中にはいます。幼児教室はそれほど安い習い事ではありませんし、これからずっと何かしらの習い事をすると考えると教育費も随分掛かります。
幼児教室に通う前には一度体験教室に参加してから、じっくり吟味してみてください。教室によって教育方針やレッスンの内容も異なります。一年間でどれくらいの費用が掛かるのかも比較してみましょう。中には最初に教材を買う教室もあります。
その上で、それでも幼児教室が魅力的だと親が感じるのならそれは通ってみるべきです。そこで子供が受けた刺激というのはあとになって全くの無駄になるということはまずありません。親もどういう関わり方をすれば良いのか参考になりますね。
一人目以降の育児に取り入れることも出来ますので、そういう意味でも通ってみる価値はあります。
まとめ
幼児教室は3歳になるまでに通わせると、子供にとって良い影響が与えられそうです。
ですが必ずしも通わなくてはいけないということもありませんし、3歳過ぎてから検討してみても良いです。
同年代のお友達を作るきっかけや、幼稚園に入る前のプレ教室にもなりますよ。