子どもの英語学習-教室選びのポイントは?

子どもが英語を学べる機会は、一昔に比べて格段に増えました。そして、学習の内容の充実化や多様化も進んでいます。

しかし、英語を学ぶ目標についてはいまだに統一された見解がなく、それぞれの先生や教室も試行錯誤しています。そのため、子どもの英語教室を選ぶお母さんも、何を基準としてよいか迷うことが多いでしょう。

学ぶ目的も事情も人それぞれですが、ここでは教室を選ぶときに考えておきたい基本的なポイントについて見てみましょう。

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英語教室?英会話教室?子どもに身につけて欲しい力とは?

子どもが英語を学ぶ場も「英語教室」もあれば「英会話教室」もあり、この2つは同じなのか別々のものなのか、どちらがよいのか迷った経験がある人もいらっしゃるのではないでしょうか。

語学の習得は大きく分けて4つの技能-「聞く(listening)」、「話す(speaking)」、「読む(reading)」、「書く(writing)」-に分けて考えることができます。

多くの中学英語で英語と出会った世代は、「聞く」、「話す」が特に苦手な傾向があります。

グローバル化が進み、それでは学業の世界でもビジネスの世界でも通用しないと、たくさんの大人向けの大手「英会話」教室が立ち上がった時期があります。

文字通り「英会話」ですから、文法も単語もたくさん知っているけれど会話に苦手意識が強い人たちのために、ネイティブ講師とのふれあいの中で「聞く」、「話す」コミュニケーションの習得を目指すものでした。

子ども向けの教室は、子ども専門のものもありますが、そうした大手の英会話教室がニーズに合わせて子ども部門を作っているところもあります。

子ども、とくに乳幼児は、もちろん一人で読んだり書いたりできませんから、音声中心の学習スタイルになります。

英語をたくさん聞いて(インプット)、年齢や発達にあった受け答えができるよう発話(アウトプット)を促します。

「英会話」的ではありますが、それだけでは総合的な語学力にはなりません。

多くの子ども教室で導入されているフォニックス学習法は、ネイティブの発音を身につける方法として注目されていますが、それだけではなく英語の音と文字の法則を楽しみながらしっかりと定着させるための学習です。

継続することで、年齢や体の発達が進んで鉛筆をしっかり握れるようになったころ、そのルールを頼りに英語を読んだり書いたりする力につながるのです。

乳幼児期に実際に子どもが読んだり書いたりしなくても、それにつながる「種まき」をすることで、大きくなったときの総合的な英語力につながります。

子ども教室をチェックする時に、この4つの技能の学習をどのように取り入れているかは大きなポイントです。

大人向けに「英会話」を看板に掲げている大手教室でも、子ども向けには4つの技能を織り交ぜたプログラムを工夫しているところもありますので、見学や体験学習の際に先生のお話をよく聞いて判断するとよいでしょう。

カリキュラムや教材は?

カリキュラムや学習の目標が子どもの発達段階から極端にかけ離れてしまっていると、子どもはやる気をなくしてしまいます。

が、子どもがちょっと背伸びしてがんばるような内容も、子どもの意欲を引き出すためには必要です。

各教室では、年間の学習計画や教材を独自に工夫していますので、見学や体験入学の際に見せてもらったり、お話を聞いてみましょう。

また、子どもが今楽しく学べることが大事ですが、それが長い目で見てどんな力につながっていくのか学習の展望を聞き、お母さんや家族の願いと合っているかどうか、よく聞いてみましょう。

先生選びのポイントは?

語学を習得するなら留学してネイティブ・スピーカーの中に身を置くことが一番だとよく言われます。それも一理あります。

だからといって日本で英語を学ぶときにはネイティブの先生がいいかと言えば、日本語がぺらぺらの日本人だからといって日本語の先生になれるわけではないように、英語ネイティブだから英語を教えるのが上手というわけではありません。

幼児英語の先生は、ネイティブやバイリンガル並みの能力を持っているにこしたことはありませんが、他にも大事なポイントがあります。

一つ目は、子どもの英語指導力です。

子どもが楽しんでいるからといってゲームのやりっ放しでは、子どもは言葉を学ぶ楽しさは覚えません。

誰でも子どもが楽しんでいるのを見るとうれしいものですが、英語を学ぶ目的を忘れずに、楽しみながら活用した語彙を定着させていくような教育的工夫や配慮があるか、子どものやる気や達成感を引き出せているかを見ましょう。

もう一つ、子どもが安心感を覚え、親も安心して預けられるような保育者としての資質があることも大事なポイントです。

子どもを預けるわけですから、ケガや子ども同士のトラブルなども気になります。乳幼児の場合はいつもごきげんでいられるわけもなく、ぐずったり、赤ちゃん返りになったり、集中できないこともあります。

そんな子どもの特性を理解した上で、安全管理や子どものしつけもできる先生だと、預ける側も安心ですね。

まとめ

子どもにとってのよい先生は、お母さんにとってのよきアドバイザーともなってくれるはず、お母さんの願いや不安をよく聞き、目標に向かって導いてくれるような教室と出会えるといいですね。

先生にとっても、何でも質問してくれるお母さんのほうがありがたい存在なので、遠慮せずに気になることはどんどん聞きましょう。

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