【評判・体験談】幼児向けタブレット教材『RISU(リス)きっず』

数に興味を持ち始めた子供ができる算数教材がRISUのきっずコースです。

このコースは年中後半から年長向けのコースです。最初に出てくるのは、「数を数えよう」ということで数字の読みがなに合わせて正しい数字を選びます。

読み仮名を読み上げてくれるわけではないので、ひらがなが読める、あるいは親が隣について学習する必要があります。きっずコースは親がそばにいることが前提の教材となっています。

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RISU(リス)きっずを利用してみた体験談

最初のほうはイラストが出てきて、自分で数を数えて同じ数のものを選ぶという数字慣れするような問題が続いています。

全く数字に興味がない子には少し難しいかも知れませんが、数字が好きな子ならあまり抵抗なくはじめられるかなと感じます。

まだ3歳の年少さんではちょっと難しいかも知れませんが、4歳くらいなら最初のほうの問題は解けそうな印象があります。

最初は数からスタートして、ステージ4で早速たしざんが始まります。算数の問題ばっかりかな?と思っていたらステージ10では時計の問題が始まりました。

時計は学校で習うのは結構先なんですが、学校に通うことを考えると小学生までにある程度理解しておきたいです。時計は子どもに教える時にいつも難しいなと感じることなので、RISUに時計の問題があるのはとても良いなと感じました。

しかもアナログ時計だけではなく、デジタル時計の問題もあるのが珍しいですね。

また面白いなと思ったのが「仲間わけ」というステージです。イラストをよく見て判断するという、ちょっとパズルっぽい問題です。知能テストみたいな問題なのですが、よく見ないと答えられません。子どもはこういう問題は好きみたいですね。

幼児にタブレット学習は向いているの?

幼稚園に通う年齢だと、今はスマホやタブレットを触った経験のある子も多いですよね。よく分からないものを見せてしまうくらいなら、RISUきっずコースは良いと思います。

RISUに入っているのは算数の教材しかありませんので、子どもに悪影響があるという心配もありません。ただ心配なのは目への影響や操作する環境です。

私はタブレットを使う時には机の上に置くことをルールにしています。部屋を明るくすることと、タブレット自体にブルーライトカットのフィルムを貼ることで問題点はクリアできると思います。

RISUのタブレットはしっかりしたつくりのカバーに入れて使えます。フタの部分を裏返すと、自立して使うことができます。机の上に立てたままタップして使えますので姿勢を崩さずにお勉強することもできます。

問題量は幼児には多すぎないの?

1つの問題を開くと、平均2~3問の問題が出てきます。

小さい子でも飽きる前に、1つの問題が終らせられます。大人からすると簡単すぎるようにも見えますが、タブレットの扱いに慣れるにはちょうど良い難しさだと思います。だいたい幼児の集中力ってそんなに長くありませんし、一つのことをしててもすぐに飽きちゃいますよね。

1つのステージには全部で25問あります。

全て答えが合うと星が3つもらえます。ステージ最後の問題をクリアすれば、次のステージに進んでいけます。ノルマがあるわけではありませんが、子どもがやりたいペースですることは可能です。

幼児には小学校に入る前の、毎日の習慣づけにちょうど良い量かなと思います。12ステージで全800問ということですので、毎日2、3問をクリアしていけば小学校入学までに算数の基礎が学ぶことができますね。

内容的には小1の算数前半までなので、入学してからいきなり数に触れるよりもスムーズに学習していけそうです。

問題が読めなくても大丈夫?

問題文は全部ひらがなで出てきます。もしまだ文字が読めないという場合には「おとできく」のボタンを押すと音声で読み上げてくれます。

再生してみると分かりますがかなりゆっくり目なので、じっくり理解しながら聞くことができそうです。優しい声で聞き取りやすいなーと思ったのですが、実はこの読み上げはプロの声優さんが行っているということです。

子どもはこの音声読み上げが気に入ったようで、自分で読めるにも関わらず再生して、一緒に読んでいます。

小学校に入ると音読の宿題も出ますので、練習になって良いなと思いました。

答え合わせをした次には「最初に戻る」のボタンで問題選択画面に戻ります。ホームのイラストが出てきますので、もともとタブレット慣れしている子ならスムーズに進められます。

回答方法は難しくないの?

きっずコースもステージ4から早速、たしざんが始まります。

ここまで200問以上、数の問題を解くことになりますので比較的スムーズに学習を始められます。

イラストが出てきて、その問題に合うように四角にあてはまる数字を入れていきます。四角をタップすると下に数字が出てきますので正しい数字を選ぶだけです。

回答したら次の四角を選んで、正しい数字をタップすると繰り返します。最後にその数字のバーの横の×をタップして、「答え合わせ」をします。

大人からするとちょっと複雑なようでも、子どもはそれ程難しくなく、直感的に操作していました。慣れるのが早くてびっくりしてしまいます。

タッチペンで回答できますが、指先でタップしても感度が良いので問題なく操作できました。まだペンを持つことに慣れていない年齢の子なら、指先タップのほうが回答しやすいかなと思います。

足し算って子どもにとっては最初のハードルだと思います。

目の前にあるものの数字は数えられても、足すという概念を理解するのってすごく難しいです。私も子どもに教える時には、実際の物を使って具体的に見せるようにしています。

RISUの問題ではイラストに動きのある問題もあります。これはワークとは違ったタブレットならではのメリットですね。

RISUの問題はちゃんとイラストがカラーで出てくるので分かりやすいと感じました。そう思っているといきなり普通のたしざんの問題も出てきてびっくりしました。同じタイプの問題が続かないので、飽きにくい構成ですね。

分からない時には単純に前の問題に戻ってじっくり考えてみれば良いです。幼稚園くらいの子どもがするには程よい内容かなと感じました。

ステージの最終問題をクリアすると新しいステージがオープンします。ステージを選ぶ画面は可愛いらしい雰囲気で、一つずつクリアできる楽しさもありそうです。

1ステージ終ると、クリア!の文字が出ます。ですから子どもは、やりこんでいくことで達成感も得られますね。

一緒にやってみて良いなと思ったのは、RISUのきっずコースでは1つの問題で100点を取らないと次の問題に進めていくことはできません!つまり「この問題分からないからや~めた!」というのは出来ないんですよね。

確かにこの年代の場合、分からないからとほっておくと後に影響があります。ただ最終ステージでは100点ではなくても次の問題が開けました。

ちなみに1つの問題をクリアすると「がんばりポイント」が貯まるのですが、間違えたあとにクリアするとそのがんばりポイントが減ります。なので子どもとしては一発正解したいと思うはずです。

タブレット学習を一人でする場合、算数だと分からなくても適当に数字を入力していけばいつかは答えが合います。でも分からないからと適当に答えたりしたら、がんばりポイントが減ってしまいますからね。

うっかり間違ってしまって、がんばりポイントが減った時にはかなりがっかりしていました。「悔しい」って思うことで、適当に回答して答えを探すのではなくて確実に回答していくことができますね。

機械的じゃない?「せんせいどうが」

学習を進めていくと「せんせいどうが」が見れます。開いてみると有名大学の先生が動画で学習内容について話ししたり、ミニゲームをしてくれるようですね。

最初のほうの動画を一緒に観てみましたが「数を数える競争をしてみよう」という内容でした。親ではない、年上のお兄さんが対応してくれるということで、学習塾に行っているような楽しさが感じられました。

リアルタイムのやりとりではありませんが、ただ機械的に問題を解いていくだけではなくフォローをしてくれることで子どもモチベーションを維持できるようになっているようですね。せっかくなら月に1回程度でもいいので、添削サービスがあるといいななんて思います。

楽しんでできるタブレット学習

計算が始まった頃というのは、そこまで数を理解している子でもつまづきやすい単元だと思います。

子どもも、数字は理解していたけれど足し算が式になってしまうと途端に難しさがアップしたようで戸惑っていました。特に、足し算と引き算というのは全く違う問題です。足し算なら理解できた子でも、引き算が加わると「これは足し算と引き算のどちらで解くのだろう?」とそこからつまづきやすいんです。

RISUきっずコースはかなりイラストが多めで可愛い雰囲気です。子どもは「次は何の絵かな?」と楽しみながら学習を進めていました。

食べ物のような身近なものが出てきたり、猫のような可愛いキャラクターが出てきますので具体的にイメージもしやすいようでした。

小さい子向けの足し算、引き算でここまでイラストが多い教材はそんなに多くないと思います。ただひたすら計算問題を解いていくだけのドリルは多いんですけれど。これがただの計算問題だったら恐らく子どもはそれ程やりたいとは思えないでしょうし、算数に興味も持てないのではないかなと感じました。

貯めたポイントの使い方

学習を進めていくとがんばりポイントがもらえます。良い商品をもらおうと思えば結構なポイントを貯めなくてはいけません。ですが何も目標がない状態よりも、何か目標があるほうがやはりモチベーションは維持しやすいですね。

何も欲しいものがないという時には「スペシャルかぎ」と交換するのもアリです。スペシャルかぎは問題を解くことでも手に入りますが、どこで手に入るのかは分かりません。

スペシャルかぎを集めると特別な問題にチャレンジできます。この問題は通常の問題とは違うタイプの問題で、パズル感覚で解けますので、通常の問題に疲れた時にもぴったりです。

幼稚園児がRISUきっずコースを活用する効果的な方法

私はまず強要をせずに子どものペースに任せることにしました。

どんな感じでお勉強してくれるのかな?と様子を見ていたところ、朝早起きをしてタブレットを起動させていました。朝は我が家では天気予報を見るくらいで、テレビもほとんど付いていません。

朝という時間帯もあり、あまりさわがしく遊ぶこともできません。なので我が家では子ども達は読書をすることが多いのですが、静かな環境なのでRISUをするにはぴったりのタイミングでした。

朝は一番頭がすっきりしている時で、ジャマするものも少ないので幼稚園児にRISUきっずコースでお勉強させるのにはとても良い時間帯です。

ただママは朝は忙しくってお勉強に付き合う余裕がないかも知れません。私は小学校に入学する前から学習習慣をつけることを目指していて、少し早起きをするようになりました。

効果的に学習させたいのならいつもより10分程度でいいので、早起きして付き合うことをオススメしたいです。

朝、早起きができない!という子どもの場合には入浴したあとなど少しゆっくりできる時間帯を狙って10分くらいが良いと思います。

幼稚園児ってまだ体力がなくって、その日のスケジュールによっては帰ってきてお昼寝しちゃう時もあります。またお友達と遊ぶ約束をしていたりで何だかんだ忙しいのが夕方です。ママも夕方は家事に追われている時間ですね。

というわけで我が家では夕食を食べて入浴したあとの、寝る前の時間帯にタブレットを開くこともあります。寝ることで記憶は定着すると言われていますので、寝る直前というのはそう悪くはないのかも知れません。

飽きたらどうしよう!

最初は物珍しさで1日に何回もタブレットを触ることが多いです。

でもやはり時間が経てば触る回数は減ってしまうと思います。我が家に届いたその日は子どもはかなり食いついていました。家に帰ってきてすぐにタブレットを開いていましたし、お遊び感覚で算数が学べるのはきっずコースのメリットだと思います。

飽きるという時も、必ず1度はあることだと思います。でもその時に無理強いすると途端に楽しくなくなってしまいます。親としては1ヶ月にこれくらい学習を進めて欲しいなどと欲もあります。出来ればきっずコースは算数を楽しいと思ってもらうために使って欲しいなと感じました。

オススメは学習するタイミングをその家庭で決めておくということと、制限時間を作ることです。

1日にたくさん学習してしまうと、毎日コツコツが身に付きにくくなってしまいます。なので長すぎない時間だけ取り組ませると良いと思います。RISUは毎日少しずつ、ということを狙いとしているので1つの問題量も少なく作られています。

例えばキッチンタイマーなどで10分や5分と設定してから勉強させてみてください。算数はまとめてたくさんするよりも、毎日短い時間でコツコツすることのほうが大切だと思います。

そのほうが飽きも来ずにできると思います。ただ日によってまだまだ気分にムラがある年齢ですので、嫌がっている日や疲れていて集中できそうにないのなら無理にさせることもないと思います。

RISUのタブレットを使ってみて気になった点

小さい子がタブレットを操作するということで、最初に操作性が一番気になったかも知れません。

特に困ったのが左下に「最初に戻る」「答え合わせ」のボタンがあるため、左利きの子どもは間違って押してしまうことです。きっずコースは基本的に「親が操作する」というのが前提になっているように感じました。

なので全て子ども任せだと、操作しにくくて嫌になるかも知れませんね。慣れるまでは親が代わりに入力してあげると良いと思います。

また答えを選ぶ時にイラストが出てきていても、実際に回答する時はイラストの隣の〇をタップしなくてはいけません。アプリなどに慣れている子だと、この点は違和感があるかも知れません。

自分で操作する時には「この〇をタッチするんだよ」と教えてあげる必要があります。年長さんくらいの子なら、すぐに操作を覚えて、一人でお勉強することも可能かなと感じました。

RISU(リス)の基本情報

コース

  • 年中後半~年長(RISUきっず)
  • 1年生レベル
  • 2年生レベル
  • 3年生レベル
  • 高学年レベル
  • 受験基礎レベル

6つのコースがありますので、お子さんの年齢に合わせた学習を行うことができます。

この記事では年中後半~年長での体験談ですが、「」で高学年レベルも体験しています。

料金形態(RISUキッズ)

「入会金」や「教材費」等の追加の料金は一切発生しません!(※タブレット代は不要です)

ご契約時に、年額一括12ヶ月分29,760円をご請求致します。

RISUきっずの最終ステージをクリアーすると自動でRISU算数に移行します(料金はRISU算数に準じます)

公式サイトから抜粋しました。

注意点としては、契約時に1年分の料金を支払わなくてはならないという点と、RISUきっずの学習が終了すると自動的にRISU算数に移行するという点です。

RISUきっずの料金形態については、「こちら」を参照して下さい。

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