子ども向けペン字練習のおすすめテキスト

「字が汚くて恥ずかしい」「もっときれいな文字が書けたら良いのに」と思っている方は多いのではないでしょうか。大人になってから、文字をきれいにするのには、時間がかかりますよね。

その点、文字を習い始めたばかり、もしくはこれから文字を学ぶ子どもであれば、ちょっとしたポイントを教えてあげれば、あっという間にきれいな文字を書けるようになりますよ。

「子どもの文字が汚い」「読みずらい」「変なクセがついている」とお悩みの方もいるのではないでしょうか。

そんな悩みを解消できるテキストを、今回6冊紹介します。

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子ども向けペン字練習のおすすめテキスト

白石先生のきれいなかたかなれんしゅうドリル―小学低学年

こちらは、筑波大附属小学校の白石先生が監修しているテキストです。こちらのテキストは以下の3ステップ方式で、ひらがなを練習します。

【ステップ1】

まずは、とめ・はね・はらいなどの、文字の「部分」の練習。

【ステップ2】

文字「全体」の練習。

【ステップ3】

文章などを書く練習。

この3つのステップを踏むことによって、きれいで正しい文字が身に付きます。練習するマスは2.5cmと、大き目で書きやすいです。

そしてお手本の文字は「手書き」です。手書き文字のため、子どもはマネがしやすく、とめ・はね・はらいなどのポイントがわかりやすいです。

形の似ている文字(例えば、「さ」と「き」など)を続けて練習できるので、子どもでも、文字の違いに気が付くことができます。

3つのルールでどんな子でも「きれいな字」が書ける本

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こちらのテキストでは、以下の3つのルールにのっとて練習をします。

【ルール1】右上がり六度法

「六度・右上がり」に書くことで、文字がきれいに書けます。

文字を少し右上がりに書く練習をします。

【ルール2】右下重心法

六度・右上がりに書くだけですと、文字が傾いてしまうので、右下に重心をかけることでバランスをとります。

文字の右下のすみをのばす練習をします。

【ルール3】等間隔法

並行する線・点を等間隔で書くと、文字がきれいに書けます。

どの字にも、このルールが適用されるわけではありませんが、ひらがなでは90%、カタカナでは80%がルール1の「右上がり六度法」で書くことが可能です。

すべての字に、上記の3つのルールのマークが記されていますので、わかりやすいです。ひらがなやカタカナから、小学6年生までに習う漢字まで収録されています。

漢字の場合は、よく使う「にんべん」 「さんずい」 「ごんべん」 「きへん」 「いとへん」 「しんにょう」 「てへん」などの部首の練習から始まります。特徴としては、1日15分で15日間、という期間を設定しているところです。

短期間で集中してできる子どもにはとてもおすすめのテキストですね。

高嶋式 子どもの字がうまくなる練習ノート~おうちでできるえんぴつのかきかたトレーニング。

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まずは、えんぴつの正しい持ち方・正しい姿勢などから学ぶことができます。

次からは、ひらがな、数字、カタカナの練習へとステップアップし、最後には漢字の練習をすることができます。

こちらのテキストのお手本は「手書き」のため、子どもがマネしやすいことが魅力です。1文字ずつ、ていねいに書き方のコツが書かれていますので、子どもでも、とてもわかりやすいです。

単調な練習になりますので、コツコツと続けられるお子さまにはおすすめです。

徹底反復たかしま式れんしゅうちょう

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マス目が小さいこともあり、ひらがな・カタカナがある程度書けるようになった子どもにおすすめのテキストです。

小学校に入る前の子どもに、ひらがなを覚えさせるために利用するのにはまだ早いと思います。

お手本の文字は「手書き」ですので、子どもでもマネがしやすくて、文字の特徴がわかりやすいです。

また、書き順や注意するポイントはもちろんのこと、悪い例なども記載がされているのでとても参考になります。

テキストに「徹底反復」とある通り、徹底して何回も文字を練習させますので、コツコツと頑張れる子どもにおすすめです。

小学生のためのきれいな字になるワーク

小学校で習う漢字を中心に、書き方を練習します。

このテキストの特徴は、1文字を練習するだけではなく、単語や文章でバランスよく書けるように練習することができることです。

まぎらわしい字をまとめて練習させるので、文字の形の違いを認識することができます。

また、文字の書き方を、「ピョンッ」「シュー」「ピタッ」と、表しているので、子どもにはとてもわかりやすいです。

ある程度、文字が書ける子どもにおすすめのテキストです。

なぞらずにうまくなる子どものひらがな練習帳

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筑波大学附属小学校教諭と、メディアでも注目されている女流書道家が監修をしています。間違った文字を紹介し、どこがダメなのかを、間違い探しゲームのような感覚で理解することができます。

小人のキャラクターを使い、「ジャンプ!」「ストップ!」「すーっ」など、子どもにわかりやすい表現をしています。

ひらがなは、「見て書く」「イメージして書く」「論理的に書く」の3ステップで練習をしていきます。

「見て書く」は、ひらがなを指でなぞってみたり、ぬり絵をしたりと、子どもが楽しんで始めることができます。次の「イメージして書く」は、文字をイラストで表し、文字の形がイメージしやすくなっています。

さいごの「論理的に書く」では、文字をどこから書き始めて、どこで終わらせるかなどのポイントを説明しています。

ひらがなの練習は、「あ」からではなく、簡単な「く」から始まっているのも、子どもには取り組みやすい工夫です。たくさんのイラストが載っているので、遊び感覚で練習できるので、おすすめです。

まとめ

頭や感覚が柔軟な子ども時代に、正しい文字の書き方を練習することは、大変メリットがあります。

変なクセが付く前に、正しい文字が練習できるテキストを用いてあげると良いですね。

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