時には頼れて、子供たち同士の情報交換もでき、一緒に遊べばストレス解消にもなるママ友。しかし、そのお付き合いの中で疲れてしまうことはないでしょうか。
特に、子供の習い事のお誘いは厄介ですよね。そんな悩みを持つ方に、ママ友の子供と同じ習い事を誘われたときに、トラブルなく断るテクニックをご紹介します。
目次
必ずお礼の言葉と一緒にお断りする理由を話すこと
「誘ってくれてありがとう」「とても嬉しい申し出なのだけれど…」といった言葉をまず言うようにしましょう。
どのような人間でも、感謝の気持ちを先に言われれば気分は悪くないものです。さわやかかつ丁寧な口調で話すことがポイントです。きちんとした言葉遣いで話すということは、相手に不快感を与えずに牽制するという効果も持っています。
お礼の言葉を述べたら、次にお断りしてその理由を話すようにしましょう。どうして断るのかを明確に相手に伝えることによって、相手に不信感を与えず納得させることが期待できます。
お断りする時はストレートに言うこと
変に濁して断るよりも、できれば自分なりのストレートな言葉で断るようにしましょう。
上手くソフトな言い方で相手を傷つけないように断ることに集中してしまうと、あなたの本当の性格や考えを知ってもらう機会を失ってしまいます。
また、嘘をついて子供を理由にして「私の子は習い事は嫌だと言うから」等と断ったりすれば、もしもそのママ友の前で、子供がその場の雰囲気に流されて「習い事に行きたい」と言った時、後々トラブルになりかねません。
自分の子の親として考えがきちんとあることや、家庭のことを考えている一人の人間として、ストレートに断るようにしましょう。
返事をする期間は先延ばしにしないこと
ママ友の子供と同じ習い事をしようと誘われた時、明らかに断ろうと思っているのであれば、その返事はなるべく早めにしてください。
返事を先延ばしにしていると、自分も断りにくくなる上に「迷惑だったかもしれない」「どうして返事をくれないのだろう」と相手にも余計な心配をさせてしまうことになりかねません。
また、早めに返事をすることによってきちんとママ友の提案を考えているということをアピールできます。返事をせずにほうっておくとこれもトラブルになりかねませんので注意してください。
お断りする理由のパターン
ママ友からのお誘いに対し、自分の考えをそのままにストレートに断ることができれば一番良いのですが、時と場合やママ友の相手によっては断る理由に嘘も必要になってきます。
お断りする理由をいくつかここに紹介しておきますので、参考にしてください。
子供の習い事を他にも考えている
自分の子供には、他の習い事をさせようと考えているということをアピールするパターンです。他にいくつか行かせたい習い事があるのであれば、お断りするときにその話題もまじえて話をすると良いでしょう。
夫や家族に相談してダメだと言われた
子供の習い事や教育は家族全員で考えており、自分だけでは判断できないことを押し出すパターンです。「夫や姑にダメだと言われた」と言って断れば、ママ友も口出しはできないでしょう。
金銭的理由
金銭的な理由によって習い事をすることは難しいと断るパターンです。経済状況をさらりと言って、相手には自分の家庭のことにまで口出しさせないようにします。
子供の性格や体力を考えている
「うちの子にはその習い事は性格的に向いていない」「体力的に難しいと思う」「続けるのは大変そう」と言った理由で断る方法です。
「外ではうちの子はああ見えるけど、家では…」と子供の本質を見る親として習い事は無理だと意見を述べましょう。
しつこく誘ってくる場合
その時はうまくお誘いを断っても、また時間をおいて誘ってくるママ友や、習い事の内容を変えて誘ってくるママ友もいるかと思います。
そのようなママ友には「また誘ってね」といった社交辞令は言わないように気をつけましょう。また、習い事に関する話題についてはあまり深い話をせず、適切な距離感を保つことも忘れてはいけません。
なぜなら、ママ友の子供がしている習い事には関心がないことをやんわりとアピールすることにつながるからです。
普段のお付き合いの中で少しのことに気をつけることにより、ママ友が習い事のお誘いをしにくい環境を作り出すことも時には必要なのです。
まとめ
ママ友と同じ子供の習い事のお誘いは、なかなか断りにくい部分があると思います。実際、断ることによって角が立ってしまい、仲間外れにされたり情報が入ってこなかったりといった心配をする声もあるようです。
しかし、子供同士が同じ習い事をしていることによって、子供達の送迎を任されたり、習い事の後のママ友の子供の面倒を任されたり、どちらかの子供の方が習い事をよく出来ることで嫉妬が生まれたりというトラブルがあるという話も世間ではよく耳にします。
ママ友とトラブルなく関係を保つためにも、角が立たない断り方をマスターして上手にお付き合いしたいものですね。